鹿児島県サッカー協会2種委員会より、高校選手権南薩地区予選において、感染予防対策ガイドライン徹底のお願いがありました。遵守不可のチームは大会不参加になることもありますので、選手・SUPPORTER's・FAMILY'sも遵守・徹底をお願いします。
◆本ガイドラインの有効期間
新型コロナウイルス感染症への対策が要請されると判断する期間中にリーグ戦や大会を実施する場合に限る
◆はじめに
この新型コロナウイルス感染症への対応は、選手やチームに推奨する手順をお示しするものです。
皆さまにはぜひ、個人防衛をお願いします。 選手、チームスタッフ、保護者、試合運営に携わるすべての皆さま一人一人が、新型コロナウイルスの特性を理解し、感染を予防する行動を取ってください。それでも感染を100%防ぐ手だては、残念ながらありません。
そこで集団防衛です。「体調が悪いけど、我慢して練習に出よう、黙って合宿に参加しよう、すぐ治るだろう」といった行動・考えが、その方が所属する集団に感染を広げてしまう可能性があります。 発熱・咳・倦怠感などの症状を認めたら休む勇気を持つこと。そのことをチームに報告する勇気を持つことを、是非お願いいたします。 また保護者の皆さまにも、観戦にあたって、発熱・咳・倦怠感などの症状を認めた場合には試合会場に行かない勇気を持ってください。 こうした個人防衛と集団防衛を通じて、社会防衛に貢献していきましょう。
◆感染を予防する
新型コロナウイルスの感染は以下の2つの経路で生じることが確認されています。
(1) 飛沫感染(咳・くしゃみ、おしゃべりによる感染)通常の風邪やインフルエンザのように、咳やくしゃみによりウイルスが排出され、それを吸入することにより感染が生じます。特に濃厚接触状態(手が届く範囲)における“おしゃべり”でも感染が広がる可能性があることが重要です。
(2) 接触感染(手で触れることによる感染)咳やくしゃみ、おしゃべりで環境に排出されたウイルスが、手指などを介して粘膜(口、鼻、眼など)から侵入することにより感染が成立します。咳やくしゃみ、おしゃべりで排出されたウイルスは、条件次第では、環境中で数日にわたって生き続けます。
一般的な予防方法は (1) 「3つの密(密閉、密集、密接)」を避ける、(2) 手洗いと咳エチケット 、(3) 口・鼻・目に不用意に触れない、(4) 規則正しい生活とバランスの取れた食事、(5)「新しい生活様式」の確立です。「新しい生活様式」とは、長期間にわたって感染拡大を防ぐために、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話への対策を、これまで以上に日常生活に定着させ、持続させていくことです。感染を予防していくには選手本人だけでなく、選手と頻繁に接する方々も同様の対応が必要です。 皆さまのご協力をお願いします。
◆毎日の検温、体調報告、行動記録
①指導者および選手は、毎日の健康チェック(倦怠感、咳、咽頭痛、食欲低下の有無、睡眠時間など)を、必ず実施してください。コロナウイルス感染の徴候がないか、毎日チェックしてください。
②体温測定: 起床直後・就寝前等、できるだけ決まった時間での体温記録を、リーグ戦開催日や大会初日の2週間前から記録してしてください。
③毎日の行動記録:食事や出向いた場所・同行者などの記録 感染者、濃厚接触者がでたときに、どの範囲で自主隔離するか素早く、正確に判断するために、毎日の行動記録が必要です。 買い物、会食、戸外でのトレーニング等、感染リスクのある行動を誰と実施したか、といった観点で、毎日メモを残してください。
◆重要事象報告
①新型コロナウイルス感染症に関することが発生したら、必ずリーグ戦や大会の責任者または運営責任者へ報告する。
②次の場合、必ず報告
・自主隔離(37.5度以上発熱2日連続など)
・PCR検査を予定している
・PCR検査の結果が判明した
・濃厚接触者指定を受けた、または疑わしい
③ご報告いただく対象者
選手、顧問、および家族・同居人、チームバスの運転手など(バス会社に依頼)
◆競技場
【来場者全員に求められること】
①無理な来場は、勇気をもって、見合わせる。
・体調がよくない場合(例:発熱、咳、喉の痛み、だるさ、味覚嗅覚の異常などの症状がある場合)
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
②握手、抱擁などは行わない。
③社会的距離(できるだけ2m、最低1m)を確保する。
④マスクを着用する。「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント(厚生労働省 2020年5月29日) 高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずしてもよい。
⑤手洗い、手指消毒をこまめに行う。
【チームおよび保護者に求められること】
①体調がよくない場合(例:発熱、咳、喉の痛み、だるさ、味覚嗅覚の異常などの症状 がある場合)、同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合、過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合は、勇気を持って、無理な来場は見合わせる。
②握手、抱擁などは行わない。
③社会的距離(できるだけ2m、最低1m)を確保する。
④マスクを着用する。来場者全員に求められること(4)の「新しい生活様式」を参照のこと。
⑤手洗い、手指消毒をこまめに行う。
⑥グラウンドでの唾・痰吐き、うがい等は飛沫が飛び感染の原因になるため避ける。
【チームベンチ】
①できるだけ1席空けて座る(少なくとも2m以上)。
②入り切らない場合は、ベンチを増やして対応。または、主審および両チームで事前に合意した場所で待機する。
③不要な会話・接触は控える。
④「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント(厚生労働省 2020年5月29日) 高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずしてもよい。
【飲水、暑熱対策】
①飲水ボトルの共用をできるだけ避ける。
②氷水にスポンジやタオルを入れて体を冷やすことは、体を冷やすだけであれば容認され、顔を拭いたりしない。共用は避ける。
③選手が口を付けフタをしたボトル等をクーラーボックスに戻すことはしない。
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